有給休暇って1年のうち、どれくらいとってもいいものなのだろう?おそらくお勤めの方であれば、一度はこんな悩みを持ったことがあると思います。有給休暇っていうのは、労働基準法でも定められているくらい、労働者にとっての権利でもあるんです。
なかなか有給休暇の申請が取りづらくて…(´・ω・`)なんていうのはさまざまだと思いますが、有給休暇の日数は計算式から求められるので、ほとんどの労働者が平等に持っている権利でもあります。あなたの現在の有給休暇はいったい何日なのか、実際に計算してみましょう。
有給休暇の申請テクニックはコチラの記事をご参照ください★
→ 上司を納得させてスマートに有給休暇を取る3つの理由
有給休暇の日数はどうやって計算するの?
まずはじめに抑えておきたいのが、 有給休暇が発生するのは勤めて6ヶ月以上(つまり半年以上)が過ぎてから、ということです。入社していきなり「有給休暇ください!」っていっても通用しないので気をつけておきましょう。周りの先輩たちから冷ややかな目で見られる仕打ちは逃げられません。きついです。絶対にやらないようにしておきましょう(´・ω・`)
さてさて、休める日数についてですが、こちらは労働時間の長さによって変動をします。分かりやすく計算したものを表にまとめてみました。
勤続期間 | 6ヶ月 | 1年半 | 2年半 | 3年半 | 4年半 | 5年半 | 6年半 |
有給日数 | 10日 | 11日 | 12日 | 14日 | 16日 | 18日 | 20日 |
勤務してから半年経って有給が発生し、その後1年毎に有給の日数が増えていっていますね。ここでかなりの衝撃だったのが、意外と 有給の上がり率が低いということです。ちょっとびっくりしてしまいました。
半年働いて10日間の有給が発生するわけなのに、その後は10日間の休みをとるのに6年かけてこつこつ有給の日数をあげていくんですね・・・。6年で10日しか増えないって、相当ケチな世の中になっちゃったもんです。
バイトの人の場合はどうなるの?
バイトの人も同様で、勤務時間によって有給の日数が決定します。週にどれだけ労働しているか、というところがポイントなんですね。年間の労働日で正確に有給の日数が決定されております。
週間労働日 | 年間労働日 | 6ヶ月 | 1年半 | 2年半 |
4日 | 169〜216日 | 7日 | 8日 | 9日 |
3日 | 121〜168日 | 5日 | 6日 | 6日 |
2日 | 73〜120日 | 3日 | 4日 | 4日 |
1日 | 48〜72日 | 1日 | 2日 | 2日 |
勤務してから6ヶ月〜有給が発生するので、学生さんのバイトでも有給休暇って取れるんですね。1年以上続けている人も多くいるわけですから、一度バイト先の方に相談してみると有給休暇が取れるかもしれませんヽ(´エ`)ノ
有給休暇に期限はあるの?
有給休暇には、期限があります。結構知っている方も多いようなんですが、有給休暇の力が及ぶのは2年以内です。前年の有給休暇と今年の有給休暇を合わせた分が、今年有給休暇を使える日数になるわけなんです。
なかなか会社の雰囲気などがあって、有給休暇を申請しにくい…という方もいらっしゃるとは思いますが、2年経った瞬間に残った有給の権利がなくなってしまうので、計画的に使っていきたいところですね。
有給休暇の日数まとめ
いかがでしたでしょうか?
有給休暇って会社によってかなり取りやすい、取りにくいってありますよね〜。。うーん。ただ、 労働者の権利ではあるので、そこは声を大にして主張をしていきたいところです。2年後にはなくなってしまうので、しかり期限内に取得するようにしていきましょう。