妊娠が分かってつわりの時期もすぎると、気分も良くなりいろんな所へ出掛けたくなります。特に、初めての妊娠の場合は、妊娠中が旦那さんと2人だけで過ごせる最後の時間となってくるので、今のうちにたくさん思い出を作りたいと考える方が多いでしょう。
でも、お腹に赤ちゃんがいるので、妊婦さんは 気をつけなければいけないことがたくさんあります。
ここでは、 妊娠中の旅行で気をつけたいことや、何カ月までなら遠出をしても大丈夫かなどの情報をお伝えします。私自身も現在臨月間近の妊婦なので、自分の経験なども交えてお話しますね。
また、妊婦さんにおすすめの宿泊施設もご紹介しますので、参考にしてください(^^)
妊婦の旅行はいつまで大丈夫?
妊婦さんの旅行に適切な時期は、一般的に
つわりが終わった頃から27週(7カ月)頃まで
■つわりの間の旅行はおすすめしません。
つわりが終わる時期は人それぞれなので一概には言えませんが、だいたい16週目(5か月)くらいになるとほとんどの人のつわりが終わり、安定期に入るとされています。
つわりの間は、近場だとしても無理な外出は控えた方がいいです。
私も以前つわりが終わらない時期に夫と電車で数十分のところへ出かけてご飯を食べてきたことがあったのですが、駅から飲食店までの間の徒歩の移動がもう辛くてつらくて・・・。(+_+)
さらに食べた後もなんだかずっと気持ちが悪くて、帰宅した後はトイレに直行・・・(+_+)
出発前は体調も良くお腹もすいていたので、夫との外出を楽しみにしていたのですが、これをきっかけに つわりを甘く見てはいけないと思うようになりました。
それだけではなく、この妊娠初期は一番流産が起こりやすい時期でもあります。
なので、つわりが完全に終わるまでの間は、できるだけ無理をせず安静にしているのがいいと思います。間違ってもこの時期に旅行の計画は立てないようにしましょう!
■妊娠中期・後期の旅行は?
妊娠5カ月から7カ月の妊娠中期は、いわゆる安定期と呼ばれる時期で、一番旅行に適しています。体調や気分も優れ、旅行を存分に楽しめます。海外旅行も行くとしたらこの時期です。
ただし、人によっては安定期でも無理に動いて流産を引き起こしてしまうこともあるので、必ず自分の体調や妊娠の経過の様子をみて、判断するようにしてください。
後期に入ると、お腹も大きくなってきて色んなトラブルが起こりやすくなるので、遠方への旅行は避けた方が良いでしょう。海外旅行も避けた方がいいです。お腹が張りやすくなったり、階段の上り下りや靴紐を結ぶ動作なども大変になってきます。
ただ、どうしても友人の結婚式などで遠くへ出かける際は、必ずかかりつけの産婦人科の先生に相談するようにしましょう。
旅行中に注意すること
交通手段について
■自動車自家用車で移動する場合は、事故には十分に注意して、休憩もしっかりとりながら、体に負担にならないように気をつけましょう。できるだけ妊婦さんではなく旦那さんが運転してくれるといいですね。
また、シートベルトは必ずお腹を締め付けないように胸の間と腰(お腹のふくらみの下)にかけるようにしてください。お腹の圧迫感が嫌な人は、 マタニティ用シートベルトが販売されているので、そちらがおすすめです。
■普通電車・路線バス
普通電車や路線バスを利用する場合、ラッシュ時間など混雑している時間とかぶらないように予定を組みましょう。立ったままだと急停止した時などに危険なので、できるだけ座って移動できるといいですね。
また、駅や市役所などではマタニティマークのキーホルダーを配っているので、恥ずかしがらずにバッグに付けるようにしましょう。私もこれをつけていて、何度か電車やバスで席を譲ってもらえたことがあります。それに、マタニティマークをつけていれば、優先席に堂々と座っていても問題ありませんからね(*^^*)
■新幹線
新幹線に乗る場合は、必ず自由席ではなく指定席の券を買い、座席を確保するようにしましょう。
また、1時間半以上の長時間の移動となる場合は、事前に医師に相談しておくことをお勧めします。ずっと座っていると妊婦さんは特にむくみやすいので、足首を回したりして血流を悪くしないように気をつけましょう。
■飛行機
一番注意が必要なのが、飛行機です。
1時間程度のフライトならあまり問題はないと思いますが、それ以上の場合はかならず医師に相談し、許可をもらいましょう。
また、妊娠後期に入ってからは身体への負担が大きくなるため、よっぽどのことがない限りは飛行機での移動は避けた方が安心です。
どうしても飛行機に乗る必要がある場合、日本航空や全日空では出産予定日より28日以内の方には医師の診断書を、7日以内の方には医師の同伴を求めています。このような決まりは必ず守るようにしましょう。
他にも、妊娠中の方は優先的に搭乗できたり、手荷物の収納を手伝ってもらったり、ターミナル内を移動するのに電動カートを利用できたり(ANA)と、様々なサービスがあるので、事前に調べて利用するようにしましょう。
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食事に関する注意
旅行中は普段食べられないような美味しいものをいっぱい食べたい!
海鮮が美味しい地域へ旅行に行っても、マグロやカキ、クジラ、金目鯛、フグなど、 水銀や毒の危険があるものは生で食べるのは避けた方が無難です。
スモークサーモンや加熱していないチーズ、馬刺し、ユッケ、ローストビーフなどの食品も、 食中毒の危険があるので、旅先の名物品であっても手を付けてはいけません。
もちろん、美味しい地酒や地ビールがあっても、 アルコールはNG。
食事は旅行中の楽しみの一つですが、お腹の赤ちゃんのことを考え、気持ちを大きくせずに、安全なものだけ選んで食べるようにしてください。
妊婦さんにおすすめの宿泊施設
最近では、妊婦さん向けのマタニティプランを用意している旅館や宿泊施設が多くなってきました。
マタニティプランで予約すれば、ノンカフェインのドリンクがサービスでもらえたり、人目を気にせずゆっくりできる貸切風呂が利用できたりと、妊婦さん限定の特典がたくさんあり、快適に過ごすことができます。
ここでは、マタニティプランのある旅館の中から、軽井沢の 「ホテルグリーンプラザ軽井沢」をご紹介します。
-引用
ホテルグリーンプラザ軽井沢は、大自然に包まれたとても気持ちのいい場所にある宿です。
客室には妊婦さん専用のマタニティルームが用意されていて、お腹が大きくなってきた妊婦さんも部屋で快適に過ごせるよう、低反発のフロアチェアや抱き枕などが常備されています。ノンカフェインハーブティーや空気洗浄機もあります。
さらに、マタニティ用部屋着やひざ掛けなど、妊婦さんに嬉しいグッズのプレゼントもついてきます!
食事にも嬉しい特典がありますよ~(^^)
何と通常3000円の追加料金がかかる料理長特選会席や、フレンチ・イタリアンコースが、追加料金なしで選べるんです!
料理内容も、妊婦さん向けに生ものは除いていたりと、安心して食べられます♪
温泉はもちろん源泉かけ流しで、日ごろの疲れをリフレッシュできますよ。
-引用
マタニティプランの詳細についてはこちら→マタニティプラン
■施設情報
ホテルグリーンプラザ軽井沢
ナビダイヤル:0570-091-489(9:30~21:00)
電話:03-6833-1091
公式Webサイト:https://www.hgp.co.jp/inf/Z10/hgp/
住所:〒377-1512
群馬県吾妻郡嬬恋村大前細原2277
るるるトラベルやJTBのサイトでは、他にもたくさんのマタニティプランが紹介されているので、検索してみて下さいね。
まとめ
妊娠中の旅行、心配なこともたくさんあると思いますが、旦那さんとの貴重な時間なので楽しく過ごしたいですよね♪
絶対に無理はせず、余裕のあるスケジュールで計画を立て、緊急時に備えて旅行先の産婦人科の病院を調べておくようにしましょう。
注意が必要なことには十分に注意しながら、ぜひマタ旅を楽しんで下さいね(*^^*)