生理を遅らせる薬の副作用について!旅行とずらしたい方必見

結婚式や旅行、スポーツの大会などに 生理がかぶってしまうのは、女性にとってとても嫌なこと。生理痛やお肌の荒れ、気分のイライラなどで、せっかくのイベントも楽しめませんよね。

でも、ホルモン剤である ピルをうまく活用すれば、 生理の時期をずらすことができます。イベントとかぶらないように計画的に服用すれば、生理のことで困ることもありません!

そこで今回は、ピルについての正しい知識を身につけて頂くために、ピルに関する基礎知識や、生理を遅らせたり早めたりする方法保険や料金、そして誰もが心配な副作用について詳しく解説していきます。

イベントと生理がかぶりそうで困っている方は、ぜひ参考にしてくださいね(^o^)ノ

ピルの基礎知識!種類や効果は?

ピル
ピルとは、 「黄体ホルモン(プロゲステロン)」 「卵胞ホルモン(エストロゲン)」が含有されているお薬のことです。この2つのホルモンは、女性の卵巣で作られるもので、女性の身体の様々な働きに影響しています。

ピルは、卵胞を熟成させるホルモンの分泌を抑えて排卵を止める効果があるため、主に 避妊のために用いられることが多くあります。

しかし、実は他にも様々な効果があるんです!

■生理周期の調整
■生理痛や生理不順の改善
■肌の調子をよくする
■子宮内膜症の予防と改善
■不妊の予防

など…


ピルと聞くと、ホルモン剤で体の調子が崩れちゃいそうだから出来れば服用したくないな~と考える女性も多いかもしれませんが、実は意外と体にプラスな作用も多いので、そんなに心配せず服用できますよ(*^^*)

低用量ピルと中用量ピルの違いとは?


病院で処方されるピルには、 低用量ピル 中用量ピルがありますが、この2つの違いとはなんなのでしょうか?

その違いとは、1錠に含まれる卵胞ホルモンの量の違いです。単純に、含まれるホルモンの量が少ないのが低用量ピル(0.05mg未満~0.03mg)、それよりも多いのが中用量ピル(0.05mg)ということになります。

他にも、 高用量ピル(0.05mg以上)や 超低用量ピル(0.03mg未満)というのもありますが、普通生理調整や避妊のために処方されることは滅多にありません。

今回あなたは生理の時期をずらしたくてこちらのサイトを見て下さっていると思いますが、 生理をずらすためには一般的に中用量ピルを用いることが多いようです。

低用量ピルだと、ホルモンの量が少なく作用が弱いため、 中用量ピルより成功率が低くなってしまうためです。

では低用量ピルはどんなときに使うのかというと、主に避妊や治療などで長期間服用するときに用いられます。特に低用量ピルのホルモン量は、避妊のため排卵を抑えるのに最低限必要な量が含有されており、国から避妊の薬として認可されています。

もちろん、実際に処方されるのはその病院の方針や患者の体調によって違ってきます。つまり、生理をずらすために低用量ピルを処方されることもあれば、避妊のために中用量ピルを処方されることもあるということです。

含有されるホルモンの量が多ければ多いほど、それだけ体への負担や副作用も大きくなってくるので、自分の体調や体質に合わせて服用するものを考えるようにしましょう。


ピルはどこで手に入る?価格や保険は?


ピルは残念ながらドラッグストアなど普通のお店では手に入りません。

婦人科の病院へ行き、診察を受けて処方箋を書いてもらう必要があります。

診察の時は基本的に問診と薬の説明などだけで、内診はないので安心してください。

生理調整の目的の場合、保険は残念ながら適応されないので、料金は 自費負担となります。病院や処方されるピルの量にもよりますが、だいたい2,000円から5,000円ほどかかります。

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ピルで生理をずらす方法

ピル
ピルで生理をずらすには、生理を早める方法と遅らせる方法の2通りがあります。

ここでは、それぞれの方法について分かりやすくご説明します。

生理を早める方法


まず生理の開始を早めてイベントの日の前に生理を終わらせたい人は、早めたい生理の1周期前の 生理が始まって5日目からピルの服用を開始します。それから生理を避けたい日程の2週間前まで毎日継続して服用します。

服用をやめてから数日後、出血が始まります。

この方法のメリットは、旅行や結婚式などの イベントの時にピルを飲む必要がないので副作用の心配もなく楽、という点です。

ただし、ピルを内服している期間中に少量の出血がある場合もあるので注意が必要です。


生理を遅らせる方法


生理をイベントが終わるまで遅らせたいという人は、 生理予定日の5~10日前から生理を避けたい日程が終わるまで、毎日継続してピルを服用します。

服用をやめてから数日後、生理が始まります。

注意したいのは、数日後に始まる生理を遅らせたり、3週間以上遅らせたりすることは難しいという点です。なので、生理を遅らせたい人は遅くとも生理予定日の 14日~10日前くらいまでには婦人科に行くようにしましょう。

この方法のメリットは、生理を早める方法よりも確実に生理をずらすことができるということです。ただし、旅行中などもずっとピルを服用することになるので、副作用が出た人は少し辛くなってしまうのが欠点です。


また、どちらの方法にしても、毎日欠かさず出来るだけ同じ時間にピルを飲む事が大切です。1日でも忘れてしまうと効果がなくなってしまいます。


ピルの副作用は?

ピル
最後に副作用についてご説明します。

主なピルの副作用には、

■頭痛
■めまい
■吐き気
■胸の張り、痛み


があります。

頭痛、めまい、吐き気はピルに含まれる 卵胞ホルモン(エストロゲン)によるものです。ひどい人は本当に気分が悪くなってしまうこともあるので、仕事や車の運転に影響が出てしまうこともあります。注意しましょう。

これらの症状は服用して2~3日で治まることが多いのですが、それ以上続く場合は処方してもらった病院に行って診てもらうとよいでしょう。

胸の張りは黄体ホルモン(プロゲステロン)の副作用でバストサイズがアップすることがあるために起こるものです。

他にも、体温が上がり 眠気がひどくなったり、ホルモンバランスが崩れて イライラしたりうつ状態になったりすることもあります。

また、ピルを飲むと太るという話もありますが、実際はそんなことはありません。ただし、ピルの作用によって むくみやすくなったり、 食欲が増えて食べる量が増えてしまうということはあるようなので、自分でマッサージしたり食べる量をコントロールするようにしましょう。

不正出血や血栓症にも注意!


ピルの副作用として、 不正出血 血栓症もあります。

不正出血は安静にしていれば自然と治るので特に問題はありませんが、血栓症は命にかかわることもあるので、頭痛やめまい、手足やふくらはぎの痛み、息切れや腹痛などの症状がひどい場合は、はやめに処方された病院で診てもらいましょう。

また、喫煙されてる方はされていない方よりもピルの副作用が大きくなります。注意しましょう。


まとめ


ここまでピルについて解説してきましたが、いかがでしたか?

生理の時期をずらすためにピルの服用を考えている方は、まずは婦人科の病院に行って詳しい説明を受けるようにしましょう。

副作用もあってちょっと抵抗がある人もいるかもしれませんが、正しく服用すれば女性の身体にプラスとなるメリットもありますし、なにより生理がずらせれば旅行などのイベントも思いっきり楽しめます!

自分の身体と相談しながら、ピルを上手く活用してくださいね!(*^^*)



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