韓国は世界でも有数のwifi先進国で、
いろんなところにwifiが飛んでいます。
ただ、韓国に住んでいる人であれば
有効に使えるのですが、
旅行者の立場ではちょっと使いにくい印象もあります。
そこで、韓国のwifi事情をまとめてみました。
旅行前にぜひご確認ください。
もくじ
韓国の無料wifi
たくさんの人が集まる中心部や、空港やホテルなどには無料wifiが導入されています。
ソウルの無料wifi
ソウルは無料wifiの拡大に力を入れていて、
「Seoul WiFi」というwifiは誰でも無料で使えます。
メインストリートや主要な広場、
南大門市場や東大門市場など、
観光スポットはほぼ網羅されています。
ソウルを旅行する人にとっては便利なwifiですが、
利用者も多いので接続が途中で切れたり、
スピードが遅かったりして安定感に欠けるときもあります。
空港・ホテル
旅行者が集まる空港やホテルにも
無料wifiが設置されていることが多いです。
仁川国際空港には「AirportWiFi」、
金浦国際空港には「Public WiFi free」があります。
ホテルも無料wifiが導入さているところが多いですが、
場所によっては客室では使えず
ロビーにしか導入されていなかったり、
有線LANしか使えなかったりするので、
事前に確認しておく必要があります。
カフェの無料wifi
韓国のカフェ文化は根強く、
いたるところにカフェが並んでいて、
韓国人の生活に溶け込んでいます。
・HOLLYS COFFEE
・TOM N TOMS COFFEE
・EDIYA COFFEE
・café bene
・DUNKIN’ DONUTS
・PARIS BAGETTE
など
日本にはないカフェもたくさんありますね。
最近ではほとんどのカフェに
無料wifiが導入されていて、
無料wifiがないカフェは
客足が伸びないとまで言われています。
それだけカフェのwifiは重視されているのです。
利用するにはIDとパスワードが必要になりますが、
お店のカウンターやレシートに記載されているので、
誰でも簡単に使えます。
休憩がてら情報収集するときに使えますね。
その他公共機関
地下鉄や街中にもwifiが飛んでいるのを見かけるのですが、
そのほとんどは
韓国の通信会社で契約した人向けのwifiなので、
旅行者は使うことができません。
日本でいうdocomo、au、softbank専用
みたいなイメージです。
韓国に住んでいる人なら
無料で使えるエリアが広くて便利なのですが、
旅行者は制限されてしまうので残念です。
コンビニで買えるwifi
韓国のコンビニには
街中のWiFiが使える
プリペイドカードが販売されています。
これを購入すると、
韓国の通信会社KTが提供している
olleh(オッレ)WiFiが使えるようになります。
1日利用券は3300ウォン(約313円)、
4日利用券は9900ウォン(約940円)で
購入することができます。
使い方
1. コンビニでプリペイドカードを購入します。Amazonギフトカードなどが
置いてあるコーナーに一緒に並んでいます。
ここになければ別のコンビニを探しましょう。
2. 「olleh WiFi」があるスポットに移動して接続します。
「olleh WiFi」を選択するときに
鍵マークが付いているものと付いていないものと
2種類出てきますので、鍵マークのない方を選びます。
3. PINコードの入力が求められます。
プリペイドカードの裏側を削ると
PINコードが出てくるので、
それを入力します。
4. 名前、メールアドレス、パスポート番号
などを入力して完了です。
olleh WiFiの使い勝手はどう?
格安でプリペイドカードを購入できるのは嬉しいのですが、
意外と評判は良くなかったりします(汗)
というのも、
使えるスポットが中心部ばかりで、
ほとんど無料wifiのエリアとかぶっているんです。
地下鉄でも使えるようになる、
というのがメリットかなという印象です。
しかも、有料だからといって
回線速度が安定しているわけではなく、
スピードが遅かったりちょくちょく切れたりもします。
なので、無料wifiでまかなおうと思えば
まかなえるため、
あえて購入する必要はないかなと思います。
レンタルwifiならどうか?
無料wifiは使える場所も限られますし、
何より安定していないというのがデメリットです。
特に、移動中や緊急時に使えないのはちょっと不便です。
それなら、レンタルwifiを持って行った方が確実です。
韓国の通信会社の回線を利用するので、
韓国の全土で繋がります。
とはいえレンタルwifiで気になるのは
やっぱり料金ですよね。
そこで、どのレンタルwifiが安いかを
まとめました。
最も安いレンタルwifiはどれ?
数あるレンタルwifiの中でも最も安いのはエクスモバイルです。
1日あたり650円という安さで使うことができます。
エクスモバイル
ただ、いくら安いと言われても、
相場がわからないとなんとも言えませんよね。
そこで、韓国向けに
レンタルwifiを提供している主要5社の料金を
調べてみました。
今回調べたのは以下の5社です。
エクスモバイル
韓国データ
グローバルWiFi
イモトのWiFi
Wi-HO!(ワイホー)
レンタルwifiの料金の調べるときは、
総額がいくらになるかを
考慮しないといけないので、
ここでは例として5日間レンタルした場合の
料金も比較してみます。
会社名 | 料金 | 容量制限 | バッテリー | 5日間合計 |
エクスモバイル | 650円/日 | 300MB | 無料 | 3250円 |
エクスモバイル | 850円/日 | 500MB | 無料 | 4250円 |
韓国データ | 690円/日 | 500MB | 100円/日 | 3950円 |
グローバルWiFi | 670円/日 | 250MB | 216円/日 | 4430円 |
グローバルWiFi | 970円/日 | 500MB | 216円/日 | 5930円 |
グローバルWiFi | 1170円/日 | 1GB | 216円/日 | 6930円 |
イモトのWiFi | 680円/日 | 500MB | 216円/日 | 4480円 |
Wi-HO | 750円/日 | 250MB | 216円/日 | 4830円 |
Wi-HO | 1050円/日 | 500MB | 216円/日 | 6330円 |
Wi-HO | 1250円/日 | 1GB | 216円/日 | 6250円 |
注目すべきは次の2点です。
・容量制限
・バッテリー
容量制限
レンタルwifiは1日に使える
データ量の上限が決まっています。
容量によって値段も変わってくるので、
現地でどれくらい使いそうかを
想定しておくといいですね。
たとえば100MBなら
1日にこんなことができます。
100MBでできること
Webサイト:約360ページ
LINE:約2000通
Gmail:約2000通
画像付きメール:約50通
マップ:約334回
YouTube:約10分
Webサイト:約360ページ
LINE:約2000通
Gmail:約2000通
画像付きメール:約50通
マップ:約334回
YouTube:約10分
ひとりで使う場合は
300MBもあれば十分ですね。
レンタルwifiは1台持っておくだけで
複数台のスマホやタブレットを
繋げることができるので、
友達と容量をシェアすることもできます。
グローバルWiFiとWi-HOには、
1日1GBまで使える大容量プランもありますので、
大人数の場合はおすすめです。
安いのはWi-HOの方なので、
こちらをおすすめしています。
Wi-HO!(ワイホー)
バッテリー
レンタルwifiの電池持ちはあまり良くなく、
およそ3〜4時間くらいで切れてしまいます。
これだけだと短いので、
予備バッテリーは必須です。
予備バッテリーも
レンタルすることができるのですが、
1日あたりいくら、
のように料金がかかるところもあるため、
旅行日数が長いと費用がかさみます。
そんな中、エクスモバイルだけは
予備バッテリー代が無料なので、
他社よりも安く借りることができます。
安さで選ぶならエクスモバイルが一番です。
エクスモバイル
まとめ
韓国のwifi事情についてご紹介しました。場所は限られますが、
韓国では無料wifiを利用することができます。
特に、カフェは充実しているので、
ここで情報収集するのがおすすめです。
コンビニでwifiのプリペイドカードを
買うことができますが、
メリットがちょっと少ないので、
あえて買う必要はないと思います。
お金を出すくらいなら、
レンタルwifiを借りた方がメリットは大きいですね。
レンタルwifiを借りる場合は
以下の基準で選ぶのがおすすめです。
おすすめのレンタルwifi
ひとりで使いたい
エクスモバイルの300MBプラン
2〜3人でシェアしたい
エクスモバイルの500MBプラン
ひとりでたっぷり使いたい、
みんなでシェアしてたくさん使いたい
Wi-HOの1GBプラン
ひとりで使いたい
エクスモバイルの300MBプラン
2〜3人でシェアしたい
エクスモバイルの500MBプラン
ひとりでたっぷり使いたい、
みんなでシェアしてたくさん使いたい
Wi-HOの1GBプラン
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