
海外旅行中、 道を人に尋ねたりチケットを買ったりするときに相手の英語が聞き取れなかったら、あなたはどう聞き返しますか?
ここでは、海外旅行で英語が聞き取れないときに役立つフレーズをご紹介します。カジュアルな言い方からフォーマルな言い方まで様々あるので、シーンによって使い分けて下さいね٩( ˙ω˙ )و
海外旅行で英語が聞き取れない時に役立つフレーズ10選
1.Sorry?

Sorry?
え、「ソーリー」だけでいいの?、と思うかもしれませんが、実はこれが私がアメリカ留学中一番多く聞いたネイティブの人の言い方です。
とてもカジュアルですが、「聞き取れなくてごめんなさい」といったニュアンスも含まれていて、丁寧な感じもします。そのため、ほぼどんな場面でも使うことができます。
発音は、語尾を上げるようにして言いましょう。
2.Excuse me?

Excuse me?
“Sorry?”とほぼ同じように使えるのが、この”Excuse me?”です。これも、発音は語尾を上げるようにします。
ただし、この”Excuse me?”と”Sorry?”は、相手が言った一言が聞き取れなかったときに使うことが多いので、例えば、チケットの料金が聞き取れなかったときなどに使うのが適しています。
道案内を長々としてくれた後に聞き返すのにはあまり向いていません。
3.Can you say that again? (もう一度言ってくれますか?)

Can you say that again?
これもよく使えるフレーズです。
よりフォーマルな場面では、”Could you say that again?”にし、友達相手などよりカジュアルな場面では、”Say that again?”でも大丈夫。
4.What did you say?

What did you say?
これは、周りの騒音などが理由で相手の言ったことが聞き取れなかったときなどに使える表現です。
また、相手の言ったことが信じられなくて「え、今何て言った?」と聞き返すときにもよく使われます。
5.Pardon?

Pardon?
日本人におなじみの、”Pardon?”という聞き返し方がありますが、実はネイティブは日常生活でこれを使うことはほとんどありません。私も留学中、一度もこの言い方をしているのを聞きませんでした。
“Pardon?”や”Pardon me?”は、どちらかというととても丁寧なニュアンスがあり、友達や家族同士では絶対に使わないし、全くの見ず知らずの人に使うのもちょっと変な感じがあります(うまく説明できませんが・・・)。
ただ、”Pardon?”と言えば意味は伝わって相手は言い直してくれるので、もし「私はやっぱり中学で習った”Pardon?”が身に付いていて一番使いやすい!」という人は、旅行先で使っても何も問題ないと思います。
6.I beg your pardon?

I beg your pardon?
これは”Pardon?”のさらに丁寧バージョンです。日本語にするとしたら、「大変失礼ですが、何とおっしゃいましたか?」というようなニュアンスです。
映画などでダンディな紳士がこのフレーズを使っているのを何度か見たことがあります。
なので、若者が普段の場面でこのフレーズを使うととても違和感がありますが、ドレスコードのある超高級レストランや、一流ホテルのフロントなど、品格のある場所でさらっと使えると、カッコいいかもしれません。
7.Could you speak a little bit slower?

Could you speak a little bit slower?
このフレーズは、相手の英語が早口で聞き取れないときに、「もう少しゆっくり話してくれますか」と頼む言い方です。
Can you~で始めればよりカジュアルになります。
8.Could you speak a bit louder?

Could you speak a bit louder?
これは、もう少し大きな声で話してほしいときの頼み方です。周りの騒音などで相手の声が聞こえづらい時にはこのフレーズを使いましょう。
もちろん、”Can you speak a little bit louder, please?”などと少し言い換えてもOKです。
9.I’m sorry, but I can’t hear you.

I’m sorry, but I can’t hear you.
ホテルやタクシーに電話をするときに、電波が悪かったり声が小さいなどの理由で相手の言葉が聞き取りにくいときは、このフレーズが使えます。
“I can’t catch you.”でも同じ意味になります。
もちろん、電話のシーン以外でも、相手の声が聞こえないときはこれらのフレーズが使えます。
10.I’m sorry. I couldn’t understand.

I’m sorry. I couldn’t understand.
もし何度も聞き返しても何を言っているのか分からなかったときは、「ごめんなさい、よく理解できませんでした」と正直に伝えましょう。うやむやにして分かったふりをしてしまうと、後々何かのトラブルが起きてしまうかもしれません。
“Could you write it down?”と言って紙に書いて説明してもらったり、”Is there any Japanese-speaking staff?”と日本語の話せるスタッフを探してもらったりしましょう。
まとめ
このように、聞き取れないときの聞き返し方はたくさんあります。
シチュエーションやその場の雰囲気に合わせてフレーズを使い分け、英語が聞き取れなくても焦らず冷静に対応しましょう٩( ˙ω˙ )و